Nov 19, 2015

有機栽培学び合い・実験ファームの運営プログラム開発

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2012年から農産物直売所と一緒に、”有機栽培の学び合いの場の独立採算的運営手法”や、”家庭菜園や直売所出荷規模での粗放かつ無農薬・無除草剤・無科学肥料の栽培パッケージ開発”に取り組んでいます.農園は未成熟堆肥利用区(一般にHCで販売されているものに多い)と完熟堆肥区、無肥料投下区に分けられ、小松菜や青梗菜や菜花の比較栽培、大豆やサツマイモの無肥料栽培、1m×5mほどの畝でのべた掛け栽培、直売所での若干高値での無農薬野菜販売試験などが行われています。

分野:有機栽培の研修ファーム運営ノウハウ開発、小規模な野菜栽培での無農薬・無除草剤・無化学肥料栽培パッケージ開発

フィールド 
島根県雲南市K地区

現状
20年来耕作放棄されていた元樹園地の開墾と落ち葉堆肥づくりからはじまり、最初の1年目は野菜以外の植物との格闘、虫との格闘に明け暮れていましたが、 2年目から徐々に安定し、3年目の現在、小松菜や青梗菜の年5回栽培、大豆やサツマイモの完全無肥料栽培、スナップエンドウの夏冬2回栽培、一部野菜の種 の自家採取と更新などに成功するところまでこぎつきました。また、月1回の研修には毎回10~20名の老若男女にご参加頂き、生産された野菜の販売代金の 一部で農園の運営経費は賄われるようになっています。

方向性 

年を重ねるごとにますます、有機栽培や自然農法への関心は高まりつつあり、より幅広く関心層と接点をもてる農園運営パッケージが必要になっていあす.現在、研修農園の横に市民農園を設置し、関心がありつつ、例えば草ぼうぼうになっては近所に迷惑だからとかなど、二の足をふんでいる方にもチャレンジして頂ける環境づくりができないか検討しています。

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